DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows
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応答ファイルのキーワード

応答ファイルはキーワードを使用します。応答ファイルを使用して、以下の作業などが実行できます。

サンプルの応答ファイルが、インストールおよびアンインストールの両方のために提供されています。以下の応答ファイルのキーワードは、 サンプル応答ファイルに関連して説明されています。その後、編集した応答ファイルを、インストール・サーバーによって使用される共有ネットワーク・ドライブまたはネット作業ファイル・システムにコピーしなければなりません。

以下の応答ファイルのキーワードを使用して、 DB2 製品、フィーチャー、または言語をインストールできます。 Linux® または UNIX® プラットフォーム上では、一部のキーワードはルート・インストールの場合のみ有効です。

PROD
インストールする製品を指定します。一度に 1 つの DB2 製品しかインストールできません。 したがって、このキーワードで指定できるのは 1 つの製品だけです。
注:
  1. 正常な応答ファイルのインストールであったとしても、いくつかのコンポーネントがインストールされていない場合があるので、 PROD キーワードはコメント化するべきではありません。
  2. このキーワードは、db2isetup コマンドの -r response_file パラメーターと共に使用できません。
FILE
DB2 製品の宛先ディレクトリーを指定します。
Windows®
Windows オペレーティング・システム上では、このキーワードは最大で 110 文字に制限されています。
Linux または UNIX
Linux または UNIX オペレーティング・システム上では、このキーワードはルート・インストールに必須です。

DB2 インストール・パスには、以下の規則があります。

  • 英小文字 (a から z)、英大文字 (A から Z)、および下線文字 ( _ ) を使用できます。
  • 128 文字を超えることはできません。
  • スペースは使用できません。
  • 英語以外の文字は使用できません。

このキーワードは、 db2isetup コマンドの -r response_file パラメーターと共に使用する応答ファイルで必要です。

INSTALL_OPTION
Windows プラットフォーム専用。 DB2 Enterprise Server Edition に固有です。このキーワードはインストールを指定します。デフォルトは SINGLE_PARTITION です。

オプションは以下のとおりです。

LIC_AGREEMENT
DB2 製品 DVD の db2/license ディレクトリーにある使用許諾契約書ファイルを読み、同意したことを示します。デフォルトは DECLINE です。

オプションは以下のとおりです。

注:
  1. インストールを進めるには、このキーワードを ACCEPT に変更して、DB2 の「ご使用条件」に同意する必要があります。
  2. このキーワードは、db2isetup コマンドの -r response_file パラメーターと共に使用できません。
INTERACTIVE
Linux または UNIX プラットフォーム専用。 インストールの際、各国語パッケージの場所 (DVD 上またはファイル・セットの場所) のプロンプトと、進行のレポートを提供するかどうかを決定します。

オプションは以下のとおりです。

注:
  1. NONE が指定された場合、対話はありません。
  2. YES が指定された場合、進行情報およびプロンプト情報がコンソールに表示されます。インストール中に、言語が欠落している場合、各国語パッケージの場所を指定するようにプロンプトが出されます。
  3. MACHINE を指定すると、別のプログラムが容易に解析できる形式で進行情報またはプロンプト情報を受け取ることになります。サンプル・プログラムも利用できます。DB2 インストール・イメージの組み込み (Linux および UNIX) を参照してください。
CONFIG_ONLY
このキーワードは推奨されておらず、将来のリリースで廃止されます。Linux または UNIX プラットフォーム専用。 この応答ファイルが構成タスクの実行専用であることを指定します。例えば、db2isetup コマンドを使用して新規インスタンスを作成する場合です。

オプションは以下のとおりです。

INSTALL_TYPE
インストールのタイプを指定します。

オプションは以下のとおりです。

簡略または標準のインストール・タイプでは、 カスタム・キーワード (COMP) はすべて無視されます。
注:
このキーワードは、db2isetup コマンドの -r response_file パラメーターと共に使用できません。
DB2_COPY_NAME
Windows プラットフォーム専用。 同じ場所にインストールされている DB2 製品のセットを参照するのに使用される名前を表します。この名前は最大で 64 文字に制限されています。
DEFAULT_COPY
Windows プラットフォーム専用。 インストールまたは変更されるコピーが、DB2 アプリケーションによって使用されるデフォルトの DB2 コピーとして設定されるかどうかを指定します。これがインストールされた唯一の DB2 コピーでない限り、デフォルトは NO です。

オプションは以下のとおりです。

COPY_NAME
Windows プラットフォーム専用。 インストールされている IBM® Data Server Driver Packageを参照するのに使用される名前を表します。 PROD キーワードが IBM_DATA_SERVER_DRIVER に設定されている場合にのみ有効です。この名前は最大で 64 文字に制限されています。
DEFAULT_CLIENT_INTERFACE_COPY
Windows プラットフォーム専用。 インストールされる DB2 製品のコピーまたは IBM Data Server Driver Package が、デフォルトの IBM データベース・クライアント・インターフェースのコピーとして設定されるかどうかを指定します。このキーワードが YES に設定される場合、コピー内の IBM データ・サーバー・クライアント・インターフェース (ODBC/CLI ドライバーおよび .NET データ・プロバイダー) が、アプリケーションにより使用されるデフォルトのドライバーです。IBM Data Server Driver をインストールする場合、コンピューターに DB2 製品または IBM Data Server Driver Package がインストールされていない場合を除き、デフォルトは NO です。他の製品をインストールする場合、デフォルトは DEFAULT_COPY キーワードの値です。

オプションは以下のとおりです。

INSTALL_TSAMP
AIX® および Linux プラットフォーム専用。 IBM Tivoli® System Automation for Multiplatforms のサポートを指定します。デフォルト値は YES です。

オプションは以下のとおりです。

INSTALL_ITMA
IBM Tivoli Monitoring for Databases: DB2 Agent を DB2 インストール・メディアからインストールすることを指定します。デフォルト値は YES です。

オプションは以下のとおりです。

NO を選択した場合、IBM Tivoli Monitoring for Databases をインストールするには、このキーワードを YES に設定して、サイレント・インストールを再実行する必要があります。
MIGRATE_PRIOR_VERSIONS
このキーワードは推奨されないので、代わりに UPGRADE_PRIOR_VERSIONS キーワードを使用してください。 Windows プラットフォーム専用。 DB2 製品の既存のバージョンをマイグレーションするかどうかを指定します。デフォルトは FALSE です。

オプションは以下のとおりです。

UPGRADE_PRIOR_VERSIONS
DB2 製品の既存のバージョンをアップグレードするかどうかを指定します。デフォルトは FALSE です。

オプションは以下のとおりです。

このキーワードは、 Linux、UNIX、 および Windows プラットフォームでサポートされます。ただし、Linux および UNIX オペレーティング・システム上では、このキーワードは非ルート・インストールの場合のみ有効です。Windows プラットフォームでは、 UPGRADE_PRIOR_VERSIONS の値を TRUE に設定することに加えて、DB2_COPY_NAME キーワードの値も既存のコピー名に設定する必要があります。

UPGRADE_DBCK_IGNORE_TYPE1
Linux および UNIX プラットフォームに限定され、非 root インストールに特定のものです。 db2setup コマンドが、タイプ 1 索引検査を無視するように強制します。デフォルトは NO です。

オプションは以下のとおりです。

PACKAGE_LOCATION
Linux または UNIX プラットフォーム専用。 このキーワードは、「nlpack」がイメージから除去され、NL 言語がインストールに選択された場合にのみ使用します。このキーワードは nlpack の場所を指定します。パスは製品 DVD の場所、または DVD の内容が保管されている場所になります。

組み込み検索パスにより、同じ親ディレクトリーの自動検索が可能になります。例えば、DB2 製品 DVD の内容を以下のサブディレクトリーにコピーするとします。

/db2images/ese/dvd
/db2images/nlpack/dvd

この場合、各サブディレクトリーを次のように指定しなくても、サブディレクトリーが自動的に検索されます。

PACKAGE_LOCATION=/db2images/ese/disk1

これには、各国語 DVD のためのサブディレクトリーの検索が含まれます。

DB2 製品 DVD の内容を異なる親ディレクトリーにコピーする場合は、このキーワードを必要に応じて繰り返すことができます。例:

PACKAGE_LOCATION=/db2images1/dvd
PACKAGE_LOCATION=/db2images2/nlpack/dvd
COMP
インストールするコンポーネントを指定します。セットアップ・プログラムは製品の必須コンポーネントを自動的にインストールします。

カスタム・インストールの場合は、コンポーネントを個々に選択する必要があります。これは、 インストールするコンポーネントの COMP キーワードをコメント解除することによって可能です (製品ごとに異なります)。

注:
INSTALL_TYPECUSTOM でない場合、このキーワードは無視されます。
LANG
言語選択キーワード。言語を追加インストールする場合は、それをコメント解除してください。 英語は必須であり、常に選択されます。
CLIENT_IMPORT_PROFILE
db2cfexp コマンドによってエクスポートされたプロファイルのファイル名を絶対パス付きで指定します。このプロファイルには、インスタンス関連のパラメーターが入っています。
REBOOT
Windows プラットフォーム専用。 インストールまたはアンインストールが完了したらシステムを再始動するかどうかを指定します。デフォルトは NO です。

オプションは以下のとおりです。

KILL_PROCESSES
Windows プラットフォーム専用。 DB2 の既存のバージョンが動作中の場合、このキーワードが YES に設定されていると、 その動作中の DB2 プロセスがプロンプトなしで終了します。

オプションは以下のとおりです。

NEW_CONTACT
通知および連絡先リスト上の E メール・アドレスの連絡先が、新規か既存かを指定します。既存の E メール・アドレスがある場合、E メール・アドレスを指定する必要はありません。Linux または UNIX プラットフォーム上では、このキーワードはルート・インストールの場合のみ有効です。

オプションは以下のとおりです。

このキーワードはオプションです。このキーワードを指定しない場合、デフォルトで、連絡先は新規連絡先と見なされます。

DB2_OLEDB_GUID
Windows プラットフォーム専用。 このキーワードを使用して、OLE DB を使用する DB2 アプリケーションによって使用される GUID を入力します。このキーワードを指定しない場合は、これが生成されます。
CREATE_DAS
Windows プラットフォーム専用。 DAS を作成するかどうかを指定します。

オプションは以下のとおりです。

CHECK_UNCPATH
Windows プラットフォーム専用。 汎用命名規則 (UNC) パスが PATH 環境変数に含まれているかどうか検査することを指定します。デフォルト値は YES です。

オプションは以下のとおりです。

DB2 Administration Server の設定値
下記の DAS 設定値を有効にするには、 対応する * を削除してください (コメント解除)。 この設定は Windows、Linux、および UNIX 環境に適用できますが、Linux または UNIX プラットフォーム上では、このキーワードはルート・インストールの場合のみ有効です。

以下のオプションは、DAS 連絡先リストの場所を指定します。Linux または UNIX プラットフォーム上では、これらのオプションはルート・インストールの場合のみ有効です。連絡先リストがリモート位置にある場合には、 システムに連絡先を追加する権限の付与されているユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

*DAS_CONTACT_LIST = LOCAL or REMOTE (DEFAULT = LOCAL)
*DAS_CONTACT_LIST_HOSTNAME = hostname
*DAS_CONTACT_LIST_USERNAME = username
*DAS_CONTACT_LIST_PASSWORD = password
特殊なインスタンスの指定
これはインスタンス名ではなく、インスタンス・セクションを取ります。インスタンス・セクションは、応答ファイル内になければなりません。
インスタンスの指定
ルート・インストールの場合、応答ファイルを使用すると、インスタンスをいくつでも必要なだけ作成できます。新しいインスタンスを作成するには、 INSTANCE キーワードを使用してインスタンス・セクションを指定する必要があります。その後は、接頭部として INSTANCE に指定された値を含むキーワードは、すべてそのインスタンスに属するものになります。 Windows プラットフォームでは、パスワードを必要としない有効なユーザー ID として、LOCALSYSTEM を指定することもできます。LOCALSYSTEM ユーザー ID は DB2 Enterprise Server Edition 以外のすべての製品で使用できます。

以下は、Windows、Linux、および UNIX プラットフォームでのインスタンスの指定の例です。

注:
キーワードの START_DURING_INSTALL で、インスタンスをインストール後に開始するかどうかを決定します。キーワードの AUTOSTART で、インスタンスをシステム・リブート後に自動開始するかどうかを決定します。 START_DURING_INSTALL を指定しない場合は、AUTOSTART でインスタンスをインストール後に開始するかどうかを決定します。
DATABASE (データベース) セクション
これらのキーワードは、インストール・システムに、 インストール先のマシン上でデータベースを作成またはカタログさせるために使用できます。
DATABASE = DATABASE_SECTION
DATABASE_SECTION.INSTANCE = db2inst1
DATABASE_SECTION.DATABASE_NAME = MYDB
DATABASE_SECTION.LOCATION = LOCAL
DATABASE_SECTION.ALIAS = MYDB
DATABASE_SECTION.USERNAME = username
DATABASE_SECTION.PASSWORD = password

これらのキーワードは、カタログされている REMOTE データベース用にのみ使用されます。

DATABASE_SECTION.SYSTEM_NAME = hostname
DATABASE_SECTION.SVCENAME = db2c_db2inst1
TOOLS_CATALOG_DATABASE
Linux または UNIX プラットフォーム上では、このキーワードはルート・インストールの場合のみ有効です。このキーワードは、ツール・カタログを保管するために使用するデータベースを指定します。このキーワードの値は、 応答ファイルで指定されたデータベース・セクション・キーワードの 1 つでなければなりません。
*TOOLS_CATALOG_DATABASE = DATABASE_SECTION
TOOLS_CATALOG_SCHEMA
ツール・カタログ・スキーマを設定するには、 次の部分から * を削除します (コメント解除)。
*TOOLS_CATALOG_SCHEMA = toolscat_schema
Linux または UNIX プラットフォーム上では、このキーワードはルート・インストールの場合のみ有効です。
CONTACT (連絡先) セクション
これらのキーワードは、インストール・プロセスによって作成される連絡先セクションを (まだ存在しない場合に) 定義します。指定されたインスタンスのヘルス通知はこの連絡先に送信されます。
CONTACT = contact_section
contact_section.NEW_CONTACT = YES
contact_section.CONTACT_NAME = contact name
contact_section.INSTANCE = DB2_INSTANCE
contact_section.EMAIL = Email address
contact_section.PAGER = NO
Linux または UNIX プラットフォーム上では、このキーワードはルート・インストールの場合のみ有効です。
DB2 インフォメーション・センター設定セクション
DB2 文書にアクセスするためのデフォルトのロケーションは、IBM Web サイトです。このセクションを編集する必要があるのは、ローカル・コンピューターまたはイントラネット・サーバーなどの異なるロケーションから DB2 文書にアクセスする場合だけです。

以下のオプションは、インフォメーション・センター・サーバーがインストールされているホスト名およびポート番号、およびインフォメーション・センター・サーバー・サービスにより使用されるサービス名とポート番号を指定します。

*DB2_DOCHOST = hostname
*DB2_DOCPORT = 1024-65535*DB2_ECLIPSEIC_SVCENAME = db2icv95
*DB2_ECLIPSEIC_PORT = 51000
DB2_ECLIPSEIC_SVCENAME および DB2_ECLIPSEIC_PORT は、DB2 インフォメーション・センターのインストールでのみ有効です。
拡張セキュリティー・セクション
Windows プラットフォーム専用。 以下のキーワードは、セキュリティー・セクションを定義します。
*DB2_EXTSECURITY        	= YES
*DB2_ADMINGROUP_NAME    	= DB2ADMNS
*DB2_USERSGROUP_NAME    	= DB2USER
*DB2_ADMINGROUP_DOMAIN    = BLANK
*DB2_USERSGROUP_DOMAIN     = BLANK 			
構成なしオプション
Windows プラットフォーム専用。 このキーワードを使用すると、必須の構成だけを行って DB2 製品をインストールすることができます。 DB2 インスタンスは手動で作成する必要があります。デフォルトは NO です。
*NO_CONFIG   		= NO				

オプションは以下のとおりです。

Query Patroller
以下のキーワードを Query Patroller のインストールに使用することができます。
QUERY_PATROLLER_DATABASE = databas1        
databas1.QP_CONTROL_TABLESPACE = db2qpControlTableS 
databas1.QP_CONTROL_DBPARTITIONGROUP = db2qpControlDBPGrp 
databas1.QP_CONTROL_DBPARTITIONNUM = 0,1,2,...,999
databas1.QP_CONTROL_PATH = 任意の有効なパス
databas1.QP_CONTROL_DMS  = NO              
databas1.QP_CONTROL_DMS_CONTAINER = FILE   
databas1.QP_CONTROL_DMS_NUMPAGES = 任意の負でない整数
databas1.QP_RESULT_TABLESPACE = db2qpResultTableS 
databas1.QP_RESULT_DBPARTITIONGROUP = db2qpResultDBPGrp 
databas1.QP_RESULT_DBPARTITIONNUM =  0,1,2,...,999
databas1.QP_RESULT_PATH  = 任意の有効なパス
databas1.QP_RESULT_DMS   = NO 
databas1.QP_RESULT_DMS_CONTAINER = FILE 
databas1.QP_RESULT_DMS_NUMPAGES = 任意の負でない整数
databas1.QP_REPLACE      =   YES 

Windows プラットフォームの場合のみ、以下の Query Patroller サーバーのユーザー情報に関する追加のキーワードが必要です。

*QP_USERNAME    
*QP_DOMAIN  
*QP_PASSWORD 

db2rfe 構成ファイル

db2rfe 構成ファイル用のキーワード
以下のキーワードを使用して、db2rfe 構成ファイルを作成するためのフィーチャーと設定値を選択します。
INSTANCENAME
非ルート・インストール・コピーを所有するユーザー名を指定します。
注:
INSTANCENAME キーワードはコメント化しないでください。 これは必須キーワードです。
SET_ULIMIT
AIX 専用。 他のプラットフォームの場合は、システムの資料を参照して、これを手動で設定してください。 AIX 上では、このキーワードを YES に設定すると、db2rfe コマンドはハードおよびソフトのデータ・パラメーターを無制限に、ハードおよびソフトのファイル・サイズを無制限に、ハードおよびソフトの nofile パラメーターを 65536 に設定します。

オプションは以下のとおりです。

  • YES
  • NO

デフォルトは NO です。

ENABLE_DB2_ACS
AMD64/EM64T 上の AIX、Linux、および POWER™ 上の Linux 専用。 DB2 Advanced Copy Services (ACS) を使用可能にします。デフォルト値は NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • NO
  • YES
ENABLE_HA
IBM Tivoli System Automation for Multiplatform を使用した高可用性のサポートを指定します。デフォルト値は NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • NO
  • YES
ENABLE_OS_AUTHENTICATION
データベース接続用のオペレーティング・システム認証のサポートを指定します。デフォルト値は NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • NO
  • YES
RESERVE_REMOTE_CONNECTION
リモート接続用のサービスを予約します。デフォルト値は NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • NO
  • YES
注:
  1. データベース・マネージャー構成パラメーター SVCENAME に値があり、キーワード SVCENAME または SVCEPORT も構成ファイル内で提供されている場合、3 つの値はすべて一致しなければなりません。
  2. データベース・マネージャー構成パラメーター SVCENAME に値があり、キーワード SVCENAME または SVCEPORT のいずれかが提供されていない場合、SVCNAME の port_number または service_name のいずれかは、それぞれ生成された service_name または port_number と共に使用されます。
  3. データベース・マネージャー構成パラメーター SVCENAME が設定されておらず、キーワード SVCENAME および SVCEPORT のどちらも指定されていない場合、デフォルトのサービス名およびポート番号が生成され、予約されます。
SVCENAME
キーワード RESERVE_REMOTE_CONNECTION と共に使用されます。リモート接続のサービス名を指定します。このキーワードは最大で 14 文字に制限されています。
SVCEPORT
キーワード RESERVE_REMOTE_CONNECTION と共に使用されます。 1024 から 65535 の範囲内でリモート接続のポート番号を指定します。
RESERVE_TEXT_SEARCH_CONNECTION
DB2 テキスト検索により使用されるポートのサービス項目を予約します。デフォルト値は NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • NO
  • YES
SVCENAME_TEXT_SEARCH
キーワード RESERVE_REMOTE_CONNECTION と共に使用されます。 DB2 テキスト検索により使用されるポートのサービス項目のサービス名を指定します。このキーワードは最大で 14 文字に制限されています。
SVCEPORT_TEXT_SEARCH
キーワード RESERVE_REMOTE_CONNECTION と共に使用されます。 DB2 テキスト検索により使用されるポートのサービス項目のポート番号を指定します。

以下の構成パラメーターのサマリーおよび DB2 のレジストリー変数と環境変数についての関連リンクを参照してください。

アンインストール・キーワード

以下の応答ファイルのキーワードを使用して、 製品、フィーチャー、または言語をアンインストールできます。

アンインストール・キーワード
REMOVE_PROD
アンインストールする DB2 製品を指定します。DB2 製品を個別にアンインストールすること、 またはすべての DB2 製品をアンインストールすることができます。現在インストールされているコピーに含まれるすべての製品をアンインストールするには、 REMOVE_PROD=ALL を指定します。 Windows オペレーティング・システムでは、 このキーワードを REMOVE_COMP、REMOVE_LANG、または REMOVE_ITMA と結合することはできません。
REMOVE_COMP
アンインストールする DB2 コンポーネントを指定します。Windows オペレーティング・システムでは、 このキーワードを REMOVE_PROD と結合することはできません。
REMOVE_LANG
アンインストールする言語を指定します。英語はアンインストールできません。 現在インストールされているコピーから英語を除くすべての言語をアンインストールするには、 REMOVE_LANG=ALL を指定します。 Windows オペレーティング・システムでは、 このキーワードを REMOVE_PROD と結合することはできません。
REMOVE_ITMA
IBM Tivoli Monitoring for Databases: DB2 Agent をアンインストールすることを指定します。デフォルトは NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • YES
  • NO
Windows

オペレーティング・システムでは、 このキーワードを REMOVE_PROD と結合することはできません。

REMOVE_TSAMP
AIX および Linux プラットフォーム専用。IBM Tivoli System Automation for Multiplatforms をアンインストールすることを指定します。デフォルトは NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • YES
  • NO

このキーワードは、DB2 コピーが除去されるときにのみ考慮されます。 DB2 コピーを除去するには、各製品を指定するか、 または REMOVE_PROD=ALL をアンコメントします。

REMOVE_DAS
Windows プラットフォーム専用。 DAS を削除するかどうかを判別します。デフォルトは YES です。

オプションは以下のとおりです。

  • YES
  • NO

キーワード REMOVE_DAS は、以下の状態の場合のみ調べられます。

  • システム上に複数の DB2 コピーがある。
  • DAS が構成済みで、除去される DB2 コピーの下でアクティブである。 または、
  • DB2 コピー内のすべてのサーバー製品を除去することを選択した。

この場合、アンインストール後には、DAS の使用が必要な他の DB2 コピーは正しく機能しません。 この問題を訂正するには、dasupdt コマンドを使用して DAS を別の DB2 コピーに移動させます。

キーワード REMOVE_DAS が YES に設定され、上で示された条件を満たす場合、現行の DB2 コピーを除去するときに、アンインストールにより DAS は必ず除去されます。キーワード REMOVE_DAS が NO に設定され、上で示された条件を満たす場合、アンインストールは失敗します。

REBOOT
Windows プラットフォーム専用。 インストールまたはアンインストールが完了したらシステムを再始動するかどうかを指定します。デフォルトは NO です。

オプションは以下のとおりです。

  • YES
  • NO
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