DB2 Version 9.7 for Linux, UNIX, and Windows
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カーネル・パラメーターの変更 (Linux)

DB2® データベース・システムをインストールする前に、Linux® カーネル・パラメーターを更新してください。Linux の特定のカーネル・パラメーターのデフォルト値は、DB2 データベース・システムを実行する際には適切ではありません。

カーネル・パラメーターを変更するには、root 権限が必要です。

Red Hat および SUSE Linux 上でカーネル・パラメーターを更新するには、次のようにします。

  1. ipcs -l コマンドを実行します。
  2. 出力を分析して、ご使用のシステムに必要な変更点があるかどうかを判別します。 コメントを // の後に追加して、パラメーター名を示しています。
       # ipcs -l
    
       ------ Shared Memory Limits --------
       max number of segments = 4096               // SHMMNI	
       max seg size (kbytes) = 32768               // SHMMAX
       max total shared memory (kbytes) = 8388608  // SHMALL
       min seg size (bytes) = 1
    
       ------ Semaphore Limits --------
       max number of arrays = 1024                 // SEMMNI
       max semaphores per array = 250              // SEMMSL
       max semaphores system wide = 256000         // SEMMNS
       max ops per semop call = 32                 // SEMOPM
       semaphore max value = 32767
    
       ------ Messages: Limits --------
       max queues system wide = 1024               // MSGMNI
       max size of message (bytes) = 65536         // MSGMAX
       default max size of queue (bytes) = 65536   // MSGMNB
  3. これらのカーネル・パラメーターに変更を加えるには、/etc/sysctl.conf ファイルを編集します。このファイルが存在しない場合は、作成してください。 このファイルに含める必要のある行の例を以下に示します。
    kernel.sem=250 256000 32 1024
    #Example shmmax for a 64-bit system
    kernel.shmmax=1073741824	
    #Example shmall for 90 percent of 16 GB memory
    kernel.shmall=3774873		
    kernel.msgmax=65535
    kernel.msgmnb=65535
  4. sysctl を -p パラメーターを指定して実行し、デフォルトのファイル /etc/sysctl.conf から sysctl 設定をロードします。
       sysctl -p
  5. 毎回のリブート後に変更内容を有効にするには、次のようにします。
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