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非ルート・インストールへのフィックスパックの適用

非ルート・インストールへのフィックスパックの適用の作業は、ルート・インストールへのフィックスパックの適用と本質的には同じですが、若干の相違もあります。

非ルート・インストールにフィックスパックを適用する前に、非ルート・インストールをインストールするために使用したユーザー ID でログオンする必要があります。

db2rfe コマンドを使用して非ルート・インストールでルート・フィーチャーを使用可能にした場合、 db2rfe コマンドを実行したときに使用した構成ファイルを探索してください。 フィックスパックを適用した後にルート・フィーチャーを再び使用可能にするために、その構成ファイルが必要になります。

非ルート・インストールにフィックスパックを適用するには:

  1. 「フィックスパックの適用」トピックに従って、フィックスパックを適用します。
    注:
    非ルート・インストールの場合、installFixPack コマンドの -b オプションは無効です。
  2. オプション: db2rfe コマンドを実行します。 非ルート・インストールでルート・ベースのフィーチャーを以前に使用可能にしていて、 それらのフィーチャーを再び使用可能にする場合には、db2rfe コマンドを再実行しなければなりません。 このコマンドの実行には、ルート権限が必要です。
    注:
    最初にルート・フィーチャーを使用可能にしたときに $HOME/sqllib/instance/db2rfe.cfg を編集した場合は、フィックスパックの適用の際にその構成ファイルは上書きされていないので、db2rfe コマンドを実行するときにそのファイルを再利用することができます。ただし、$HOME/sqllib/cfg/db2rfe.cfg.sample を確認する必要もあります。非ルート・インストールで使用可能な何らかの新しいルート・フィーチャーがフィックスパックで導入された場合、$HOME/sqllib/cfg/db2rfe.cfg.sample は新しいフィーチャーを示します。
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