高可用性 (HA) は、以下によって指示される許容度に対してトランザクション処理が可能なシステムを説明するのに使用される言葉です。
フェイルオーバーは、ハードウェア障害またはソフトウェア障害のために 1 次データベース・マネージャーに障害が発生する場合に、ワークロードを自動的にバックアップ・データベース・マネージャーに移す機能を指す言葉です。
フェイルオーバー機能はプラットフォーム固有のソフトウェアによって実行されますが、DB2® の現在のバージョンは IBM Tivoli System Automation for Multiplatforms Base Component (SA MP Base Component) と統合して高可用性システムでのフェイルオーバーをサポートします。
SA MP Base Component の前提条件については、http://publib.boulder.ibm.com/tividd/td/IBMTivoliSystemAutomationforMultiplatforms2.2.html に掲載されている「Installation and Configuration Guide」を参照してください。
このパネルでは、シナリオに応じて、SA MP Base Component をインストールまたはアップグレードできます。DB2 セットアップ・ウィザードでは、使用可能なオプションが自動的に検出されます (「SA MP Base Component のインストール」または「SA MP Base Component のアップグレード」など)。特定の条件下では、SA MP Base Component を手動でアップグレードする必要があります。DB2 セットアップ・ウィザードを使用して SA MP Base Component をインストールまたは更新するために必要な条件についての詳細な説明は、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r7/topic/com.ibm.db2.luw.qb.server.doc/doc/t0051289.html を参照してください。