TCP/IP 設定

TCP/IP ポートは Fast Communications Manager (FCM) により使用されます。

論理パーティションの最大数」は、データベース・パーティション間の TCP/IP 通信に予約されるポートの番号を表示します。

データベース・パーティション間の通信に割り当てるポートの番号を「論理パーティションの最大数」フィールドに入力します。

コンピューター上のインスタンスの各論理パーティションごとに、ポートが 1 つ必要です。必要に応じて、コンピューターごとの論理パーティションの最大数を変更します。

TCP/IP 開始ポート」には、TCP/IP ポート範囲の開始値である 60000 がデフォルトで表示されます。ノード構成ファイルには、コンピューターの論理パーティションごとに 1 つの割り当てポートがあります。各コンピューターの最初の論理パーティションには開始ポート番号が使用されます。それぞれの追加論理パーティションには、1 ずつ増分するポート番号が割り当てられます。

DB2 セットアップ・ウィザードは、指定されたポート範囲がこのサーバーで選択可能であるかどうかを検証します。ただし、このパーティション・データベース環境に加わる他のすべてのサーバーでこの範囲が選択可能であるかどうかを確認する必要があります。

指定したポートが使用できるかどうかを確認するには、このパーティション・データベース環境で使用される各コンピューターの /etc/services ファイルをチェックしてください。